幻想にとらわれるよりも、一歩一歩成長を

フリーランスのインフラエンジニアとして、一歩一歩成長していけるように日々の学んだことなどをアウトプットしていきます。

契約外の時間を働くよう強制される...【ITフリーランス現場体験談 其の1】

段々と涼しくなってきて過ごしやすいですね!

こんにちはtomoriyaです。

私はフリーランスのITエンジニアで、フリーランスエージェント経由でお仕事を受けさせていただいているのですが、現在受けさせていただいている案件を10月いっぱいで終了する予定です。

しかもこの案件は8月から参画させていただいておりますので、かなりのスピード退場になります。(エージェントさんと現場の方々には申し訳ないです...)

今回はその顛末と得た教訓、今後について書いていこうと思います。

 

現在の案件に参画した理由

エージェントさんから頂いた案件概要は以下でした。(若干表現を変えてます)

作業内容:クラウド化(AWS or GCP)に伴う、技術調査やPOC環境作成(主にコンテナ関連)

私自身まだまだ業界歴4年半程度の駆け出しエンジニアだということもあり、案件探しは自身が成長できることに重きをおいて探しておりました。

そのため、自身が経験したことのない技術で今後の需要の高そうな技術の案件に参画したいと常々考えており、コンテナ関連の技術が扱えるということから今回の案件に参画することに決めました。

現在の案件を辞めようと思った理由

いくつかの理由がありますが、辞めようと決めた決定的な理由としては「契約した時間以上の時間を働くように、半ば強制された」ことになります。

フリーランスの契約時間と単価について

もともとエージェントさんを通じて今回のお客様と契約した時間は140〜180時間の精算幅でした。(こちらはごく一般的な精算時間になります)

フリーランスの契約では上記の時間内の稼働であれば、あらかじめ契約時に交わした単価を受け取ることができます。

この精算幅を下回ったり、上回ったりした場合は、その時間を計算して、決められている1時間あたりの単価を 減らすor増やす ことで対応します。

私は今までフリーランスとして4現場ほどお仕事をさせていただいておりますが、そのいずれの現場でも、最初に決めた精算幅の時間を守っていれば特になにか言われたことはありませんでした。

そのため基本的には140時間最低限働けば良いということになります。

なお、今回参画した案件の商流は以下になります。

元請け→現場リーダの会社→契約した会社→営業代行していただいている会社→tomoriya

「契約した時間以上の時間を働くように、半ば強制された」顛末について

ことの発端は参画した初月(つまり先月)に現場のリーダと1対1で業務についてオンラインミーティングをしていたときです。

業務に関する話をしたあとに、私の方から、次週午前休みを一日いただきたい旨を現場リーダにお伝えしました。

私は現在、父が病気で通院する必要があるのですが、病気による貧血のため車の運転を止められており、兄弟間で交代で父を病院の送り迎えをしようと決めておりました。

この事情について面談の際にも現場のリーダにはお伝えしており、特に問題ないと了承も得ておりました。

ただ、このときに言われたことには耳を疑いそうになりました。

 

現場リーダ「承知しました。ただ今月は170時間が目標になっておりますので、その時間を守れるようにお休みの調整をお願いします」

tomoriya「?????」

 

いやいやいや、なんやねんそれ!!

初耳なんですけど!!!

※私は関西出身ではありません

 

もちろんこんなことは直接言うことは出来ず、やんわりと170時間の理由について尋ねたところ以下の回答がありました。

  • 現場リーダの会社の元請け会社とは今月170時間で契約している
  • 8月は稼働日が22日あるため、1日8時間働けば176時間になり、無理な目標ではない
  • もし休みを多くとったなら翌月に他の月を多めに働いて目標時間にいくようにしてほしい

ふむふむなるほど...

 

いやいや、知らねーよ!おたくの会社の契約内容俺に関係なくね!?

もし170時間がどうだとか言うなら俺が契約するときに言えよ!んなこと一切聞かなかったぞ!?

 

とまあ、全く理解が追いつかずしばらく放心状態でした。

営業さんに相談しました

別に170時間というのも精算幅内ではありますが、半ば強制的にこの時間を守るように言われるのは話が別です。

もし仮に、契約時間は140以上なので170時間は無理ですと伝えたら、現場で針のむしろに立たされることは間違いなく、協調性のない人間としてチームメンバーの協力も得られなくなり、結局仕事を進めることが出来なくなってしまうと予想されます。

ただ、私もフリーランスとして働いているため、一方的にこのようなことについて了承するこわけにはいかないため、営業を代行していただいているエージェント会社の営業さんにこのことについてお伝えしました。

フリーランスエージェントを通して契約している場合、契約関連のことについてエージェントを通さないで現場内で直接話してしまうのはご法度とされているため

営業さんは契約している会社に連絡をとってくださり、この件について訊いてくださったところ、以下の回答がありました。

  • 確かに170は多いが今まで多少目標時間を下回ったところでなにか言われたことはない
  • 休みをとって問題ない。このようなことになり申し訳ない。

正直、契約先会社もこのことを知っていながら契約時に一切言われていなかったこともあり、不信感がありましたが、参画したばかりということもあり、いきなり面と向かって契約と違いますから辞めたいです!! とも言うわけにはいかず、しぶしぶ160時間程度先月は働きました。

このときは以下のようなことを考えておりました

  • さすがにフリーランスとはいえ、入ったばかりの案件をすぐに終了するのはジョブホッパーみたいな印象を与えるから6ヶ月程度は我慢しなきゃな...エージェントさんにも3ヶ月で契約が終わると契約延長してもらえなかった人なんだなって思われますよって言われたし...
  • 今月(8月)は稼働日数が多いから170時間て言ってたけど、来月(9月)は祝日とかもあって稼働が少ないから目標時間も155時間とかになるでしょ。

しかしこの思いも虚しく、辞めることを決意しました。

はい、今月も170時間が目標だと言われたからです。

  • いやいや...今月毎日休まずに出ても稼働日数20日しかないから定時で160時間しかないやん...休みなしで残業もしろってことですよね...?
  • 大体入ったばかりでそんなにやることも無いのにパソコンの前でTeamsのステータスが離席中にならないように170時間座ってろってこと...
  • 先方さんも休みとって良いって言ってるだけで結局目標時間は休みをとっても守れってことですよね...

他にも色々と納得できないことや、不満があり、現在契約している期間で終了することに決めました。

今回得た教訓について

元々発端としては前述の通り、契約外のことを強制されたことが現場を去ろうと思った直接的な原因ですが、仕事の最中や、この件について自問自答をしているときにいくつかの気づきがありました。

  • 信用できない人(好きではない人)のために働くことは辛い
  • 自身の仕事に意味を感じられない仕事は辛い

信用できない人(好きではない人)のために働くことは辛い

はじめに断っておきますが、今回の現場の現場リーダや契約先の会社の方々、一緒に仕事をしている同僚の方々で人間的に問題があって嫌いだ!という方はいません。

(今まで現場でたくさんのモンスターと会ってきましたが今回の方々は全然それに当てはまりません。皆さん良心を持った一般的な方々だと思います。今まで私が現場で会ってきたモンスターについてはいつか別の記事で書きたいと思います)

今回の170時間ということについても現場のリーダの方は他のお偉いさんから言われているのを守っているだけなので、ある意味仕方ないとも思います。

ただ、その人がいい人であろうが、私が人間的に嫌いじゃなかろうが、予め約束していたこと(契約していたこと)をなんの断りもなしに反故にされるのは、納得できません。

先方の方で仕方がない事情があったとしても私には関係ありません。

あなたの要望は守らないけどこちらの要望はきいてね、と言われて誰が「ハイ頑張ります!」とやる気も持って仕事に当たれるでしょうか。

私は資格勉強など熱心に取り組んでいる方だと思っておりますが、それは自身の能力を社会やチームのために役立てたいという思いが強いからです。

自分がITエンジニアに転職したばかりで、能力が全然なかったときにたくさんの方が私を助けてくれました。そういった方々の協力がなければ今の私はいません。

そのため早く自分も他のチームメンバーを助けられるようになりたいという思いがあったから今までコツコツ勉強を頑張ってこれました。

なので、信用できない人、好きではない人、自身を助けてくれない人のために頑張る気力は出てきません。

とはいえ仕事なので、好き嫌いではなく言われた仕事はきっちりやる必要があります。

だから現在の現場で仕事を続けていくことは辛いです。

自身の仕事に意味を感じられない仕事は辛い

現在の現場は何回か言及しておりますが、先月入ったばかりであり、まだそれほどタスクがありません。

そのため今与えられているタスクだけで、170時間をやることはとてもむずかしいです...

ただ、PCにTeamsが繋がっており、何もしていないとステータスが離席中となってしまうため、PCを何かしら動かさなければなりません。

そこで現場の同僚の方に教えていただいたのですが、マウスムーバーというものがあり、それの上にマウスをのっけておけば自動で動かしてくれるようなのです!

これでテレワーク中にサボっていてもバレませんね!!

 

 

 

......はあ...

なんもしてなくてもマウスを動かし続けることに意味があるんですかね...?

業務時間中に業務以外の別のことをやるのは気が引けてしまう性格もあり、これが今の私の仕事だと思うと辛いです。

ちなみに、もともとコンテナ系の技術ができるという話だったので現場に入ったのですが、現在のところコンテナ系の技術に触れられておりません。

(もともとやるはずだったタスクは元請け会社の都合で後の方になったからということが原因です)

今後について

長々とここまで書いてきましたが、こういったことが起きる原因は自身がSier業界の業務を受けていたからかもしれません。

もちろん原因は複雑で、これだと言い切れるものではありませんが、今までいくつかの現場を経験してきて、楽しく働けていたのはWeb系の会社で業務委託で入っていたときでした。

ですので、短絡的ではありますが、次回からはWeb系の会社で仕事を探しすつもりです。

もしWeb系企業のエンジニアのお仕事ご紹介できそうな方がいらっしゃればお声がけいただきたいです!!

 

Sier業界で経験したことなども今後書いていきたいと思いますが、今回は長くなってしまったのでこの辺にしていきたいと思ってます。

 

読んでいただきありがとうございました!!

なんか色々ごちゃごちゃ考えて全く更新できてませんでした...

こんにちは、tomoriyaです。

ブログを始めてから早2ヶ月...一切更新してませんでした。

(前回更新が7/7で今回更新がなんと偶然9/9でした...)

更新が出来てなかった理由はとてもシンプルで。

 

綺麗な記事を書こうとしていた

 

これにつきます....

エンジニアとしてブログを書くので、他のエンジニアが見たときに参考になるような、有益な記事を書かねば...と思っていて結局ブログを書くのから逃げてました。

最初は書くネタを探して、業務でつまずいたところをまとめたり、ちゃんと伝わるように構成を考えたしていたのですが、結局その作業を完遂させるところまで至らず、発表までいかない感じでした...

 

そんなときに一冊の本に出会いました。

www.amazon.co.jp

 

こちらの本を読んでみて、自分はブログ初心者のくせにいきなり背伸びをし過ぎだなと思い知らされました...

この本を読んで影響を受けた点としては

  • どんな文章でも誰かの役に゙たっている
  • うまい文章なんて一切いらない

上記の二点ですかね。

技術ブログなんて私以外の人が星の数ほど書かれてますし、私が下手な文章を書いても意味ないんじゃないかな...とか思ってましたが、下手な文章とかのほうが楽に読める人もいるかもしれませんし、もっと書くことについてハードルを下げていいんだと思えました。

また二点目についても、ブログをやるために文章力の本とかを読んだりしてたのですが、そのせいで逆にハードルを上げていたのかもしれません...

もっと気楽に、自分の思いをブログに書いて良いんじゃないか、どんな文章でも誰かの役に゙立っているという思いを持てば書けるんではないかと、この本に教えてもらいました。

 

ですのでまず、不格好でもいいから毎週更新していこう! と決意しました。

あと、私の友人がブログを見てくれていると先日伝えてくれて、更新してなかったらアラート送ります! と発破をかけてくれて...とてもありがたかったです。

また、今後どんな内容を更新しようかということも考えていて、それについてもコチラに書きたいのですが、長くなりそうなので次回それ専用で更新しようと思います。

頑張ります!!!

tomoriyaでした。

ブログ始めます

ご挨拶

はじめまして、tomoriyaと申します。

当ブログを覗いていただきありがとうございます。

私は首都圏でリモートで働くフリーランスのインフラエンジニアです。

このたびブログを始めてみました。

最初の記事なので、テストも兼ねて簡単な内容を投稿してみようと思い、文章を書いております。

 

ブログを始めた理由

私がブログを始めた理由としては以下になります。

  1. フリーランスエンジニアとして、インターネット上に自身の能力や人間性を証明する場所が欲しかった
  2. 学習内容のアウトプット&自身の備忘録としての場所が欲しかった
  3. 文章を書くことで、自身の考えを説明する能力を向上させたかった

それぞれの項目について、より詳細に説明させてください。

 

フリーランスエンジニアとして、インターネット上に自身の能力や人間性を証明する場所が欲しかった

ブログを始めるにあたり、一番大きい理由としてはこちらになると思います。

私は今までインターネット上などの誰もが閲覧できる場所に、自身のアカウントを作成することに抵抗があり、利用しているSNSもLINEのみという状況でした。(全然フリーランスらしくないですね。。)

フリーランスとしていくつかの現場に参画させていただき、そこで自身の働きぶりを気に入っていただけたお客様もいらっしゃれば、仕事の進め方や価値観がどうしても合わず、早期で抜けさせていただいた現場もありました。

今参画させていただいている案件が今月終了のため、次回の案件をエージェントにお願いして現在探していただいている状況なのですが、案件を移動するとそれまでの人間関係もリセットされて、またイチから人間関係もやり直しになります。

これは良い面もありますが、せっかく仕事を通じて積み上げた信用を終わらせてしまうのはフリーランスという働き方をしているのに非常に勿体ないことなのではないか。。と近頃考えるようになりました。

そこで、ネット上に自身の分身としてブログとTwitterアカウントを本日作成してみました。

このブログとTwitterを利用して、インターネット上での自分自身の居場所の確保と、日々やってきたことの積み上げの記録ができればと思っております。

Twitterアカウントは以下になります。フォローしていただけますととても励みになります。

https://twitter.com/tomoriya_1992

 

学習内容のアウトプット&自身の備忘録としての場所が欲しかった

いわゆる技術ブログというものです。

今まで技術ブログというものに興味はあったのですが、未経験からエンジニアに転職して現在まで、自身をエンジニアとして未熟だと感じることが仕事を通じて多々あり、私のようなものが衆目に触れる場所に技術情報を書いても良いものだろうか。。と考えておりました。

また、実機を操作することから得られる知識はとても有用ですが、座学の勉強から得られる知識も初学者には有用だと考えており、初学者のうちは実機操作の勉強よりも、資格勉強を優先したいと思っておりました。

しかし、先日インフラエンジニアとしての登竜門的資格でもあるネットワークスペシャリストの試験に合格することができ、ここを一つの区切りとして実機を使用した学習に移行すべきだと考えました。

IPAの資格試験の勉強は今後も継続していく予定です

今後はこちらのブログを通じて、実機で学習した内容を残していくことができたらと思います。

 

文章を書くことで、自身の考えを説明する能力を向上させたかった

現在参画させていただいている現場で一緒に働かせていただいているエンジニアさんたちは、皆さんとても優秀で、分かり易い文章を短い時間で大量に書かれます。

私自身、大学時代は法学部だったため、論理的な文章を書くことはそこまで苦手ではないと考えていたのですが、自身の文章力を本物のエンジニアのそれと比較した場合、全くの能力不足だということを痛感しました。

もちろん、そういったエンジニアさんの文章力は経験に基づく技術的な知識が豊富にあるということが前提にあると思っておりますが、それ以前にたくさんの文章を日々書かれていたのだろうと思いました。

そのため、業務以外にも論理的な文章を書く機会を増やせるブログというメディアは、現在の自身の能力の向上にうってつけだと考えが至りました。

 

最後に

ここまで文章を読んでいただきありがとうございます。

簡単に少しだけ書くつもりが、思ったより書いてしまいました。。

まだまだ未熟者ですが、私がインターネット上の名もなき先人たちから受けたのと同じように、いつか私と同じように一人前のエンジニアを目指す過程で困っている方たちの力になれるような情報を発信できるように日々励んでいきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします!